
昨日は早朝から病院に5時間、クタクタになった。
身体中のここかしこがガタガタと音を立てている。
捨て猫を保護してアチコチの有志に里親になってもらって、その後もキチンと相談に乗ってNPO法人をやってる古い顧客がいる。
最近癌になってその治療の相談にご夫婦で来られていたが、手術も上手くいったようで事後の源泉療養についてもアドバイスをしておいた。
その方からの依頼で銀座でもオス・メス二匹の猫をもらって飼わしているが、メスの方が猛暑の夏から調子が悪くなっている。
10年前に俺がオストメイトになって1カ月半の入院を終えて出て来た時、このメス猫は俺がいるとずっと傍で心配そうな顔をして啼いていた。
腹のストマが馴染まず文字通り経験したこともない生き地獄のような酷い状況が5か月も続き、精魂尽き果てて死相が出てたのを見ていたんだろう。
雑用ばかりになってる周旋屋は本業以外でも忙しくって、その合間に今日も投与する薬を少しわけてもらうので出掛けて来る。
イノシシ出没騒動真っ盛りのエリアだな。
獣医にもいろいろあって、金儲けよりも優先する命を守ることで生きてる獣医もいる。
俺もそうだが、現代社会では変人・変わり者・奇人という扱いになる。
暇をこいている91歳の婆様を車に乗せて、その獣医のところにも立ち寄って来る。
ここんとこ金(ゴールド)を4000ドルで固定したい輩がいたが、それも崩れたがね。
24時間、売られても買われてもそこに戻してくる輩はAIの仕業だったろうが、次のせめぎあいになってジワジワとまた4000ドル近辺に戻すんだろう。
投機屋の参加で動きが激しくなっているだけ。
激しい振り落とし合いの上下動が落ち着けば、また上を目指すさ。
株式市場はトランプのアジア歴訪と高市総理のご祝儀相場が終わり、政府閉鎖したまんまの米国は多くの難題を抱えたまんま、高市潰しの話題も多くなってくるさ。
トランプ米国に媚びを売る者は、旧宗主国の英国が潰しに動く。
実際のところはトランプ米国と中・露が敵対しているのではなく、トランプ米国と英国の対立だ。
黄色い猿の植民地では英・米交互に美味い汁を吸い合い、中・露はトランプの後方支援のような位置で笑って傍観してる。
いずれにしろ、馬鹿馬鹿しい植民地での利権争いに終始している。
政治家から芸能人・スポーツ選手まで、その争いに蹂躙されているのは昔からだ。
下らない話だが、善良なる庶民が煽動メディアと一緒になって踊るから効果はある。
金を持たして成功者に仕立て上げる種の人間と、黙殺する人間は最初から区分けされている。
馬鹿馬鹿しいことよ。
俺には短期の買い場がやって来たから金(ゴールド)は買い、銀貨も買い。
株式や債券・仮想通貨とは違って、金(ゴールド)は世界中の中央銀行が買い上げて来ているから短期では売らず、自国通貨を守る為に長期保有する訳で、バブルなんかでは無いことを知るべきだ。
そうして世界の中央銀行の所有する金(ゴールド)が英・米ではなくって、上海金取引所で預かるということになってくれば、中国の時代になってくるということだ。
つまりは秋口からの上昇には参加してなかった中国勢の買いが、年末に向けて再開するさ。
時代が違っていれば、もっと愉快な生き方が出来たのではないか?とか、上手くいかないことを社会や家庭環境のせいにしたり、運が悪いとかツキがないとか、自分には自信はあるのにチャンスに恵まれてないとかダメだとか、よく聞く話だ。
いつの時代にも大勢いる、頭デッカチで自意識過剰な見栄張り猿の衆だ。
本当は自信がないからまわりをキョロキョロして、競争しようとする。
道を選ぶ、生き方を選ぶ、生活の仕方を選ぶ、選べる余裕のある連中の逃げ口上。
喰うに困れば人間の生活圏にでも入り込んでくる熊の方が、よほどに正常だろう。
自分独りのことですら逃げ回って言い訳を探しているような奴に、家庭を持ったり子を育てたり親の面倒をみるなんざ、すべてが無理な話だ。
幸せな時代の、甘ったれた人間は、いつの時代にもいる。
30年以上も前に中国から日本にやって来て、深夜のバイトやキツイ労働をしながら共に国立大学を出た中国人の夫婦がいるが、銀座で飲食店をやっている。
50代後半だから生きて来た時代はおなじようなもんで、日本人の変化をずっと身近で眺めて来ているが、感想は俺とあんまり変わらない。
メディア奴隷な日本人よりも日本のことをいつも心配している外国人もいるんだよ。
熊の被害を毎日話題にしているが、皇居周辺では昔からタヌキが出てるし、江東区なんざハクビシンやアナグマが増えて夜間はあちこちで奇声をあげて徘徊しておるがな。
どれも俺は見たら追い払ってるが、すでに都会の日常に獣は入りこんで来てる訳だ。
携帯の画面ばかり眺めてイヤホンつけて街を歩いている人間は隙だらけ。
ペットを可愛がるのも良いが、獣には獣の生態があるからベタベタせん方がエエで。
ネット情報だけの思い込みで生きておれるのは狭い人間の創作社会だけだ。
山では昔から群れた猿が人間を取り囲んで襲ったり、鹿や大猪が人間を襲って来たり、幾らでもそんな話はあるわいな。
野良犬が増えて人間に危害を加えてた時代もあったが、インバウンドでやってくる外国人の起こす害だけでなく、日常に戦う相手が増えて、獣を取り戻すには良いことだろう。
それが健康な生きるということだろうし、甘っちょろい人間は都会に籠って生きてくれればもっけの幸いという奴だ。
山で暮らす民がいた。
樵やマタギや修験者や山伏とかいう種の人間のことで、里村で犯罪を犯して山に逃げ込んだ者らも転々としながら暮らしていた。
平家の落ち武者伝説は日本中の山間部に残り、もともとは高貴な人達だったと嘯いてはいるが、それも怪しい語り部の創作がほとんどだ。
厳しい自然環境の中で暮らすのは高貴な方々には容易なことではない。
山で暮らす民の多くは近親相姦を繰りかえしていた為に、容姿が化け物のようになった者も生まれて来て、塩分が不足すれば峠越えの旅人を拉致して首をはねその血をすすり、若い男の旅人を歓待して夜伽に娘や女房を差し出して健全な子孫作りをしてみたり、山には里村とは別個の色んな現実がたくさんあった。
話せばキリが無いが、信仰のために平地には降りずに、東北地方から厳しい森林を歩き続けて熊野詣でをしていた山の民もいたくらいだ。
山で暮らす民には独自の道があり、海で暮らす民にも独自の海路があった。
海には定住しない海賊がおり、山にも定住しない山賊がいた。
これらも中央集権の徴税政策によって定住させられてゆき、墓を決められて雁字搦めにされていった歴史がある。
つまんね~ことばかりをやりやがって、というのが明治維新で山や田畑を奪われた俺の家の代々の恨み辛みではあったが、俺にはまったくそれが無い。
60年にも渡って海や川で泳ぎまわり、野山を走りまわって登って来てる。
父親方は山賊、母親方は海賊、その血を両方受け継いで自由自在に笑っている。